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超難関

今、超難関な文書を訳しています。機械ではなく一般的なビジネス報告書なのですが、筆者が外国人であるため日本語として成立していない部分が多いのです。

おそらく、会話レベルではまったく問題の無いレベルの方だと思います。文書には専門用語がちりばめられ、こなれた日本語の言い回しもあり、長文。一読すると流暢な日本語なのですが、何かが違う。

例えば、日本語はよく主語を省く言語ですが、どうやらこれには私たちネイティブは意識していないものの一定のルールがあるように思われます。深く考えずとも、ここは主語がなくても大丈夫、という部分を無意識で省いているように思います。反対に言うと、これは主語を入れとかなきゃダメ、という部分にはわりかしちゃんと入っているように思います。確かに英語と比べると主語が曖昧な場合も多いですが(それで翻訳者は苦労したりもありますが)、同じ日本人で状況がわかっている人が読むとまあそれほど混乱もなく伝わったりするのです。

現在訳している原文にはそういった通じ合う感覚というものが見出せません。なので、流暢だけど意味が伝わりづらい文章になっているのです。

まあ何が言いたいかといいますと、言語って奥深いなあ、ということです。話せるからといって書けるとは限らない。また、ネイティブでも、皆が皆うまい文章が書けるわけではない。私も長年英語を勉強してきましたが、そして仕事はほぼ9割英訳ではありますが、最後のところでどうしてもネイティブ的な感覚でわからない部分があります。そのため、論文や技術文書といった固い文章より、スピーチといった文章の方が苦手なわけです。

語学っていくら勉強してもきりがないものですね。


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コメント

そうです、そうです!

本当にそうですよね~。
私が一番苦労しているのは(勉強だけですが)フィクションの
翻訳です。ネイティブらしいスラングとか言い回しとか、
こなれた訳にできないんですよね~。

こういう感覚って、小さいころ外国に住んでいて日本語も
ちゃんとできるバイリンガル日本人なら苦労しないんでしょうか。
そういう友達がいてとてもうらやましく思っているのですが、
彼女は英語と全然関係のないお仕事をしています。

Re: そうです、そうです!

やっぱりバイリンガルの人は語学のプロを目指すには圧倒的に有利なのでしょうね。
特にスピード勝負の通訳はバイリンガルが有利というイメージがあります(私のイメージですが)。
けれど、翻訳に関しては和訳の場合はバイリンガルかどうかより日本語のセンスが重要のように思います。
まず読み書きが好きでないとこの仕事をしようとは思いませんよね。
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プロフィール

Aromaderose

Author:Aromaderose
英会話講師、企業内翻訳者・通訳者を経て、2001年フリーランスにて翻訳業(英語)を開始。主な分野は、機械、品質管理です。10歳の一人息子がいます。仕事に追われる毎日ですが、子育て、家事、趣味、健康管理など、バランスの取れた生活を送ることを目標にしています。
twitter始めました。pontarose1

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