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トライアルの合格基準

翻訳トライアルの答案を採点する場合、何を基準にするか、というお話です。

そもそも、翻訳って採点しづらいものですよね。数学のように割り切れる答えがあるわけでもなく、100人翻訳者がいれば100通りの答案があるもの。

そんな時、採点の基準として一番の目安になるものは実は「自分」だったりします。つまり、一翻訳者がその答案を読んだ時、自分と同等、もしくは優れていれば合格と判断するということです。

例えば、採点結果をA~Eで設定し、C以上を合格と見なすとします。くだけた言い方で説明すると、

A めっちゃうまい。うますぎて私には採点できない。英文がハイセンスなだけではなく、おそらくこの分野の専門家。こんなうまい人、人生で出会ったことない。(実際、一度もこのレベルの答案を目にしたことはない。)多分、このレベルの人はすでに何かしらの分野でご活躍で、いまさらトライアルを受けないのでは?

B 私よりはるかにうまい。ネイティブの専門家が読んだら多少指摘する点があるかもしれないけれど、私程度の翻訳者に指摘できる箇所はない。

C 一般的な受験者よりはうまい。まあまあ読みやすいし、それほど大きな欠陥はないように思う。ただ、文法、表現、内容理解ともに、私が読んでも多少指摘する点はある。

D 基本的な英語力(例えば、英検1級レベル)はあるようだが、翻訳するレベルには達していない。英語力はあるが、翻訳技術がないと言える。この答案を校正するなら、自分で最初から訳した方が手間がない。

E 英語力自体に問題がある。今後かなりの努力が必要。

と、こんな感じで判断しています。

受験者の中で一番多いのはDのレベルの人です。ほとんどの受験者がDレベルだと言えると思います。DからCのレベルに上がるのは、レベルでいうとたったの一段階ですが、この差は非常に大きいと思います。

それでは、トライアルでどういった点に注意するとCの評価がもらえるのか、しょうもない記事もはさみながら、今後ぼちぼち書いてみたいと思います。
(BとAに関しては私もわかりません^^;。私にとっても未知の世界・・・誰か教えて・・・^^;)。

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コメント

No title

こんにちは!ふむふむです。英語は上手なんだけどちょっと違う、っていう人は多いですよね。でも自分が一体どのレベルをさまよっているのかさっぱり分かりません(笑)。Eに該当しないことを望みます~

トライアルに出題された問題が自分の得意な分野でなかったり、専門的過ぎたりするとへこみます。例えば機械分野と言っても本当に幅広いですよね。無難には訳せていると思いますが、なかなか思うような訳語が浮かばず時間だけが過ぎていくこともあります。あとは専門的過ぎると調べようがなく、説明的になってしまったり。難しいですよね、翻訳って。

tenbin-mamaさんへ


tenbin-mamaさん、心配しなくて大丈夫ですよ(^^)。絶対受かりますから!
実務経験のある方なら必然的にCレベルには達しているものだと思います。
経験のある翻訳者さんなら、Bレベルに達している方もたくさんいらっしゃると思いますよ。
ただ、トライアルを受ける方は翻訳者というより、翻訳者を目指している方が多いと思うので、結果的にCやDレベルの方が多く感じるのかもしれません。

機械分野の場合、確かに幅広いですね。たとえば一般的なロボットの内容もあれば、歯車について物理的な観点から説明している内容もあったり。ネットにも載っていないような新しい技術の話題もありますしね。一概に機械といっても深いなあ、と思います。

暑いですね。

トライアルの合格基準、わからないですね。

今回は自信があると思い出すと不合格で、あまり自信がなく出した課題がたまたま?合格していたりしました。

Aromaderoseさんにお伺いしたいのですが、英訳の方が多いとブログに書かれていますが?偶然に英訳にシフトされたのでしょうか?
それとも、あえて英訳を優先されているのでしょうか?

ここしばらく英訳のお仕事がきているのですが、できれば英訳に重点を置きたいなあと思っています。

英訳の勉強法なども、お時間がある時で良いので、教えてくださいね。

前回提出した、英訳はネイティブチェックを入れていないと言われ、
こんな私の訳で良いのかと思い・・・ますます、スキルを上げないとといけないと焦っています(^_^;)






Re: 暑いですね。


わたゆき@京都さん、こんにちは。暑いですね~。

トライアルの合否基準は、会社によっても違うと思いますよ。その会社がどんな人材を抱えているか、既存の人材のレベルなどによっても、合否は変わってくるかと思います。トライアルの合格には一定の実力が必要な事は確かだと思いますが、個々の会社が求める人材とマッチしていたかどうかも合否の鍵になるかと思います。そういう意味でも、一つの会社に落ちたからといって、必要以上に落ち込むことはないかと思いますよ(^^)。

私が英訳が多い理由、英訳の勉強法については長くなりそうなので、次回ブログの方にアップしますね。あまり参考にならないかもしれませんが(^^;)。

それと、ネイティブチェックですが、チェックしない場合もけっこう多いみたいですよ。クライアントからすると経費削減になりますし、正直「わかればいい」場合もあるかと思うので、クライアントと翻訳会社が「なしでOK」と判断したのであれば、OKなんじゃないでしょうか(笑)。
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プロフィール

Aromaderose

Author:Aromaderose
英会話講師、企業内翻訳者・通訳者を経て、2001年フリーランスにて翻訳業(英語)を開始。主な分野は、機械、品質管理です。10歳の一人息子がいます。仕事に追われる毎日ですが、子育て、家事、趣味、健康管理など、バランスの取れた生活を送ることを目標にしています。
twitter始めました。pontarose1

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